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浦和ダービー(2008 初夏)

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五月、さいたま市(旧-浦和市)の2館で展示を拝見。浦和駅〜うらわ美術館〜徒歩〜埼玉県立近代美術館〜北浦和駅、という行程。館間の移動は寒暑の厳しい時季にはツライが、散歩がてらなら可能な距離。近美ちかくのゲートボール場で、ベンチに坐ってサンドイ…

縁(2008 夏)

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先日、横浜・馬車道へ行ってみた。観光スポット、西洋建築など見どころをほとんど見ずに、一館の企画展とミュージアムショップだけで移動。 五姓田のすべて 近代絵画への架け橋(神奈川県立歴史博物館) http://ch.kanagawa-museum.jp/ おもしろく拝見。でき…

日・露・仏(2008 夏)

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大正の鬼才 河野通勢展(渋谷区立松濤美術館) http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/20080603.html 見たかった展示。見応えあった。これで一般300円はおトクすぎ。 絵葉書:http://h.hatena.ne.jp/kashoh/9236543243352220337 モスクワ市近代美術館…

烈・謐・並(2008 夏)

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近ごろ拝見した企画展。 民衆の鼓動 韓国美術のリアリズム1945-2005(府中市美術館) http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/minshunokodo/index.html 峻烈。紙のエンボス・レリーフがおもしろかった。 麻田浩展(東京オペラシティ ア…

千葉市美にて

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図像分摂取。千葉市美術館は二回め。期末の迫った企画展二本を拝見。内容、量ともに大満足だけど、それでもやっぱり千葉は遠い……。 都市のフランス 自然のイギリス 18・19世紀絵画と挿絵本の世界 http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2007/0807_1/0807_1.…

うらめしや展示録

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物理的に現地に行けないが、幽体離脱するなどして拝見したい企画展。 「生誕100年 鶴岡政男展」群馬県立館林美術館 2007-04-14.土〜2007-06-17.日 http://www.gmat.gsn.ed.jp/ 奇しくも1979年に群馬県立近代美術館で開かれた展覧会の閉幕3日後に息を引き取っ…

図像分摂取

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すっかり欠乏。ゼロを通り越してマイナスになっていた。二月末から今月初頭にかけて補充。 国立新美術館開館記念展「20世紀美術探検 アーティストたちの三つの冒険物語」 http://www.nact.jp/exhibition_special/2006/opening.html 一月下旬にオープンしたば…

ギリギリ拝見

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この週末、最終日間際に企画展。 東京藝術大学大学美術館 「退任記念 野田哲也展:日記」 http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2006/noda/noda_ja.htm 家族の肖像的な作品、蔬菜や街並みの作品にひかれた。 「退任記念 羽生 出 展:面と空間の詩学」 htt…

西美にて

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国立西洋美術館の常設展示を拝見した。秋の来館以降に展示替え、初見の作品もあり。作品の照明が明るくなったような気がする。画面がクリアに、いままで目につかなかった細部も見えて、とても新鮮だった。 一階にソファが新設されていた。試坐してみたところ…

うらめしや展示録

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物理的に現地に行けないが、幽体離脱するなどして拝見したい企画展。 「清水登之のすべて」栃木県立美術館 2007-01-14.日〜2007-03-04.日 http://www.art.pref.tochigi.jp/jp/exhibition/t070114/index.html 好きです清水登之。館所蔵の登之作品120点!それ…

うらめしや展示録

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物理的に現地に行けないが、幽体離脱するなどして拝見したい企画展。 〈大阪コレクションズ〉大阪市立近代美術館建設準備室・国立国際美術館・サントリーミュージアム[天保山]共同企画 三館どれも見に行きたい。凡にとっては大阪も遠隔――実は未踏の地。 「…

気になる展

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「ロマノフ王朝と近代日本展」江戸東京博物館 2007-04-10.火〜2007-05-27.日 新潟県立万代島美術館での同名〈うらめしや展示〉と同じ内容? http://www.dnp.co.jp/artscape/exhibition/pickup/0610_06.html http://event.yomiuri.co.jp/jaam/shows/s_010.cfm…

うらめしや展示録

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物理的に現地に行けないが、幽体離脱するなどして拝見したい企画展。 「科学の感情 あたらしい時代の感覚と表現」和歌山県立近代美術館 2006-11-03.金〜2006-12-17.日 http://www.bijyutu.wakayama-c.ed.jp/exhibition/kagaku.htm 石垣栄太郎、恩地孝四郎、…

図像分摂取/絵葉書日乗 近美にて

先日、所蔵品ギャラリーを拝見した。そのメモ。 所蔵作品展 近代日本の美術 http://www.momat.go.jp/Honkan/permanent20061021.html 太田喜二郎「桑つみ」、中沢弘光「まひる」を見て、日本の被りものの基本は手拭いと笠、と思う。石井柏亭「草上の小憩」の…

図像分摂取 東博にて

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先日、東京国立博物館本館の展示を拝見した。そのメモ。 暮らしの調度 安土桃山・江戸 火事装束を見ることができてうれしい。「火事羽織」は刺し子にして布を強化。防護服と晴れ着のリバーシブルになっていて、鎮火したら裏地の派手な描き絵模様を見せて市中…

図像分摂取/絵葉書日乗 揺らぐ近代

先日、企画展「揺らぐ近代 日本画と洋画のはざまに*1」(東京国立近代美術館)を拝見。 http://www.momat.go.jp/Honkan/Modern_Art_in_Wanderings/index.html 夏頃から楽しみにしていた展。期待どおりの内容だった。後期展示も見に行きたい。 以下、メモ(12…

図像分摂取 此処と他処

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先日、二展を拝見した。一国の現代美術と、米の美術館が収蔵している欧州前世紀の作品展。 プリズム:オーストラリア現代美術展 ブリヂストン美術館 http://www.bridgestone-museum.gr.jp/ “オーストラリア”“現代美術”ともに、あまり縁のない分野。だが、絵…

図像分摂取

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江戸東京博物館 なんとなく常設展示を見たくて行ってみた。さすが休日、人が多かった。テーマパークのような処だし。 常設エリアは展示替え状況がわからず(アナウンス無し、だよね)、どのタイミングで何を見に行くか計画が立てられないのが難点。 浅草十二…

図像分摂取

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江戸文化シリーズ22「お殿様の遊芸 楽しみながら描いてみむ」板橋区立美術館 http://210.141.236.67/art/schedule/e2006-04.html 江戸時代の殿様がたのズラリと並んだ絵画を眺めていたら、小学校の文化祭に児童作品の通常展示と別に、PTAが製作した作品展示…

図像分摂取 多作の二人

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企画展「子どもたちの夢やあこがれを描き続けた画家 ぼくらの小松崎茂展」逓信総合博物館(ていぱーく) http://www.teipark.jp/event_komatsuzaki.html 艦船から屋形船、宇宙人からクロオオアリ、未来都市から高原、下町風景まで、飽くことなく弛まず描いた…

図像分摂取

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板橋区立美術館 企画展「ようこそ板橋区立美術館へ 近現代寄贈作品お披露目展」 http://www.city.itabashi.tokyo.jp/art/schedule/e2006-03.html バラエティ・ギフト的な展示でおもしろかった。河辺昌久「作品A」「作品B」(ドイツの展覧会に出品中)も見た…

図像分摂取 町田〜上野

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町田市立国際版画美術館 企画展「版画の青春 生命を描く、大正期『月映』の時代」 http://www.city.machida.tokyo.jp/event/shisetsubetsu/hanga/kikakuten/kikakuten03/index.html 前半は『月映(つくはえ)』、後半は同時代の風景、美人画や風俗画など。 …

図像分摂取 神奈川県行

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神奈川県立近代美術館 本館にて所蔵品展「昭和の美術」を拝見。見たかった!古賀春江「窓外の化粧」をはじめ、好きな画家たちの作品を間近にしてウハウハ。 喫茶室にて午食。親戚の家に来ているような気分。テラスと室内を仕切る出窓サッシとカーテンの佇ま…

台東区立下町風俗資料館にて

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見学時、目についた品をメモ。こちらも短時間で廻ったので、展示のごくわずか、一面しか見ていない。再訪したい。 一階展示室 大正時代の江戸下町の街並み再現を再現。 公衆電話ボックス(自働電話) 俥 ボックスの前に俥が駐車されていて、電話がほとんど見…

文京ふるさと歴史館にて

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近所の路上に館名入りタイル。 見学時、目についた品をメモ。短時間で廻ったので、展示のごくわずか、一面しか見ていない。数回行かないと見た気がしないだろうな。 一階 出会いの場 近代から現代へのあゆみ 石渡牧場(小石川)で使われていた「牛乳ビン」あ…

東博にて

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企画展「プライスコレクション 若冲と江戸絵画展」 展チラシも館サイトの案内ページも、はてなダイアリーの展ブログも読まず、予備知識ほとんどナシで会場に入った無謀者・凡の印象にのこった品じなをメモ。「第3章 エキセントリック」「第4章 江戸の画家」…

東京国立近代美術館にて 企画展

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「生誕100年記念 吉原治良展*1」を拝見してのメモ。 1 初期作品 窓辺と室内:1923−32 全体にオイルっぽくない、乾いた感じの画面。「鮭のある風景」では高橋由一(的な身の一部を切り取られた鮭)が横たわっている。「手桶の朝顔と菖蒲」は秋田蘭画を連想す…

板橋区立美術館にて

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館蔵品展「これが板橋の狩野派だ!」を拝見してのメモ。ほぼ毎年恒例の展示で安心して見てまわれる。 第1展示室 英一蝶「一休和尚酔臥図」(飲みすぎですよ、一休さん)。とんちの一休さん長じてヨッパライに。身体もデカくなっている。酒屋?の男の1.5倍く…

練馬区立美術館にて

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「和歌山県立近代美術館所蔵名品展 大正期の異色画家たち」を拝見してのメモ。 展示室-1 日本画 秦テルヲ「吉原の女」は花吹雪のなか赤い日傘(パラソル)をさしている。「安来節の女たち」は簡潔で楽しげな画面。岡本神草「舞妓図」顔貌のぼってりした白さ…

近美にて

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東京国立近代美術館「所蔵作品展 近代日本の美術館」3月〜5月後期展示を拝見してのメモ。 第1章-1 明治・大正期の美術 文展開設前後 石井柏亭「草上の小憩」。冬の光景。四人の少年少女が坐る。前の少女はテブクロを着けている。こうした油彩洋画の中で毛糸…