文京ふるさと歴史館にて

 近所の路上に館名入りタイル。
見学時、目についた品をメモ。短時間で廻ったので、展示のごくわずか、一面しか見ていない。数回行かないと見た気がしないだろうな。

一階 出会いの場

近代から現代へのあゆみ

石渡牧場(小石川)で使われていた「牛乳ビン」あり。牛乳受けだけでなく、ビン類にも注意せねば。

夏のミニ展示「夏にはたらく道具たち」

「氷削り」は鰹節削り器と同型式。ハンドル式の「氷かき機」もあり。これは〈寶號(TAKARAGO)〉という名前がついていた。水色の筐体は浪千鳥、金魚、菊花など装飾もはなやか。業務用かな。「木製冷蔵庫」は19キロ。ツードアで上室に氷を入れて下室を冷やす。
冷房器具としては、日立製の四枚羽「扇風機」。重さは7.92キロって、小型ながら重い。
「ハエとり棒」。夏は蚊だけでなく、蝿にも注意だ。蝿帳(はいちょう)ボックス型と傘型の展示もほしかったな。

二階 テーマ展示

まちの風景

駒込土物店(やっちゃば)のジオラマ展示がおもしろかった。人間のほか、犬猫馬鶏を確認。牛も居そうだが、見逃したのだろうか。

江戸の信仰と娯楽

富士信仰富士講〉資料など。

近代の娯楽と風俗

〈団子坂菊人形〉の賑わい風景のジオラマ、人形の頭展示など。

庶民のくらし

「小石川養生所」1:50模型など。

人々のくらし

明治?大正から昭和時代の生活用品各種の展示。扇風機、手回し式リードミシン(木製カバーつき)、卓上オルガン、算盤(五つ珠)、洗濯板とたらいなどに注目。ほかにも多種あり。次に見る機会があったら、別の品に注目するだろう。

物販

郷土(というよりご近所)の文人樋口一葉の作品「十三夜」と「たけくらべ」にちなんだ江戸手拭いあり。ちょっとした手みやげにもよさそうな柄だ。