緊迫製菓 それいけ!クリスマス篇 焼チーズケーキ

実習

誕生日用にはキットの粉でチーズケーキを焼いた(id:kashoh:20071206)。今回はクリスマス用にクリームチーズから焼いてみようと思う(クリスマスとチーズは関連ないが、キッカケとして)。
クリームチーズをパンを焼いたトースターの余熱で軟らかくする。が、泡立て器で混ぜてみると、まだまだ冬の室温らしい固さ。腕力を要する。栃東親方が現役時代に気分転換にチーズケーキを作ったという話を思い出す。力士なら苦にならない工程だ。もしかして、ここはハンドミキサーラクに済ますべき作業なのか?という疑念も。
クリームチーズに砂糖、溶き卵、プレーンヨーグルトを各数回に分けて混ぜ入れる。溶き卵の工程あたりから生地が軟らかくなってきて、ラクになる。レシピの材料には「牛乳100ml」もあるが、ヨーグルトを入れた時点で相当ユルく、ボウルの容量イッパイに近くなっていたので、省くことにする(計量しておいた牛乳は、焼上げ中にカーッと飲んだ)。小麦粉をふるい入れて混ぜ込み、生地オワリ。
オーブン余熱。18cm径の型に生地を流し込み、作り置きの洋酒漬けレーズンを少し落とす。ほかの焼菓子より低い温度でゆっくり40分間焼く。焼き上がりは少し膨らんで浅く線が入り、表面に軽く焼色がついた。地味な外見でヨロシイ。レシピ通り牛乳を入れていたら、もう少し高さがでたのだろうか。
粗熱を取ってから冷蔵庫へ収納、あした試食(不安もあるが)♪
前回の粉をカンタンに混ぜるキットより、作製感が大きい。撹拌時の労力と時間が大違い。あたり前だが。

試食

その壱.翌日

型から本体をはずす。底が抜けるタイプは便利だ。1/8を6ピース、1/4を1ピースに切り分ける。幾つかは冷凍保存する。苦手作業は肩に要らない力が入り緊迫。
プレーンで食べる。ややハードな焼き上がり。風味はまあまあ好み。甘過ぎもせず、チーズ味も強くなく、ケーキというより惣菜に近い。先日のキットよりは手間の分だけうまい、ということにしておく。
試しに入れた洋酒漬けレーズンは、もっと入れてもよかったかな。

その弐.翌翌日

ブルーベリージャムを添えて食べる。濃いジャムは少なめにしておくのが吉。次は洋酒入りアプリコットジャムを添えてみよう。
フォークでなく箸で食べたが妙に違和感なし。やはり「惣菜 > ケーキ」か。

その参.数日後

冷凍庫から冷蔵室へ移して解凍、電子レンジで短時間加熱。保存はこんな感じでいいのか。
アプリコットジャム少量を添えて食べた。いちばん適切な食べかたかも。
……やはり箸でケーキは食べやすいな。

実習して

凡の出来る焼チーズケーキの範囲、手順と内容が大体わかった。冬季にもう一度作るかも。