うえとした

2007年、東京国立近代美術館にて撮影。
所蔵品ギャラリーの戦争記録画コーナーに展示されていた作品、田上隼雄「古賀提督像」の部分。ここでこの絵を拝見するのは二度め。前に見たときからエンピツが強く印象に残っていた。上下とも削るのって、小学生のころ〈泥棒削り〉と呼ばれて禁じられていたから。だけど、何故そう呼ばれるのか由来を覚えていない(当時、説明されたっけ?)。検索したところ、Wikipedia【鉛筆】項に[貧乏削り・泥棒削り]の記述があった。
削りかた悪いお手本の鉛筆を持つ画、それも偉いかたが、って、凡にとっては稀少価値。戦争記録とは関係ないけど。