都美術館にて

先日、東京都美術館で「フィレンツェ 芸術都市の誕生」展(2004年10月23日〜12月19日)を拝見した。

構成。

  1. 都市 La citta
  2. 絵画 La Pittura
  3. 彫刻 La sculture
  4. 金工 La metallurgia
  5. 建築と居住文化 L'architettura La civitra dell'abitare
  6. 織物 La tessiture
  7. 医学・科学 Medicina e Scienza

印象的だったのは《医学・科学》というセクションが設けられていたこと。

〈医神・医聖の像〉関連(id:kashoh:20041006)に追記。
フィレンツェなら、もっとディープな医術もの展示が可能だろうけど、「助祭〜」と「聖〜に擬した〜の肖像」の絵葉書が発行されていて、入手できたのでヨシとしよう。

近所の東京藝術大学大学美術館では企画展「HANGA 東西交流の波」*1を開催中(2004年11月13日〜2005年1月16日)。こちらでは『医範提綱内象銅版図』が展示されていて、亜欧堂田善/版刻の解剖図を幾つか見ることができた。

*1:18世紀から現代まで古今の作品を展示。1950年代以降の作品もおもしろく見て、そんなじぶんが意外。ただし物販コーナーはさびしかった。購入したい絵葉書が無かった。と、いいつつ一件購入している(id:kashoh:20041227:p2 )。