1601)7,919,201 歩

朝
・食パン (Pasco 超熟)
・シリアル(アララ オーガニックトロピカルミューズリー)
・牛 乳
・紅 茶 (MOTHER LEAF UVA ウバ)
昼
・ビスケット
・缶コーヒー
夜
・ご飯 + 梅干
・味噌汁
・納豆
・緑 茶
・フルーツ缶

雑 感
 青空、小春日和。朝はこの秋いちばんの寒さだったが、日中は温暖に。

 町田市立国際版画美術館へ企画展を見に行く。
「本邦初・勇壮無比 浮世絵 大武者絵展 武者絵二百年の歴史をたどる」
構成は以下のとおり。
 第1部 浮世絵武者絵の流れ
  1 初期浮世絵時代
  2 錦絵の時代
  3 画面の拡大・合戦図の展開
  4 国芳と幕末の武者絵
  5 芳年と明治の武者絵
 第2部 太閤記の世界

多色化、遠近法の導入、パノラマワイド化、背景の描きこみ増、構図の工夫など、
武者絵の変遷と多様化が楽しめた。

画題の好みは、合戦図より魔物退治だな。
鵺、鬼・鬼女、土蜘蛛、大蛇、怪鯉、鯨などと闘う武者の絵が興味深かった。
豪傑たるもの魔物の一つは退治せねば。
目玉や口が大きくて愛嬌ある顔立ちのカワイイ土蜘蛛もいた。
宮本無三四の鯨退治(備前の国の海上にて)という画がおもしろかった。
三枚続の巨大な鯨を、身の丈15センチほどの武蔵が退治する…
水生怪獣ものでは、鬼若丸(弁慶)vs.鯉、金太郎 vs.鯉もよかった。
若虎の「相馬の古内裏」は妖怪大集合の図。
注目はカタツムリの妖怪。触覚の先でやじろべえを載せて、コマ廻ししている。
凡の場合、武者より彼に退治される魔物のほうに注目する傾向がある…

数多くの絵師の作品が展示されていたが、目を引いたのは国芳の作品だった。
ドーダ、マイッタカ! と画題と見る人をねじふせるような感じ。

武者豪傑の体型をみると、腹のあたりが筋肉質な人は少ない。
たっぷりした腹、腕や肢は筋肉質の、いま風の力士体型が多い。
展示にも何枚か相撲シーンの武者絵があった。
主となる○武者は色白、従となる●武者は浅黒い肌の傾向があるような。

期間中に展示替えがあり、見られない作品もあったが、ワクワク楽しく見てまわれた。
ありがとう、版画美術館。

常設展示室で「特集『エジプト誌』」を見た。
こちらの部屋の展示内容を知らずに来たのだが、『エジプト誌』で大ラッキー。
企画展では木版をタップリ見て、こちらでは銅版・エッチングだ。
扉絵、神殿内部(想像復元図)、女性のミイラ頭部、鉱物図、鳥類、クサリヘビなどなど
見ることができて、うれしかった。

ミュージアム・ショップで絵葉書を数枚購入。

 版画美術館のある芹ケ谷公園は、広い敷地に樹木多く、よく整備されていて、散歩が
楽しめそうな処だ。
地図を片手に平地、丘の歩道をひと巡りしてみたいが、時間なく、駅へ向かう。
公園から駅までにあるデパート二軒の食料品売場をみて、パンと紅茶を購入。
試食が楽しみ。