833)4,374,086 Thread the Needle


・食パン (KIMURAYA GINZA 酒種仕込 完熟食パン)
・食パン (神戸屋 小麦のうまみ)
・塗り物 (明治 New コーンソフト)
・塗り物 (WAITROSE STRAWBERRY JAM)
・紅 茶 (FORTNUM & MASON CEYLON)
・チーズ (MEIJI 十勝 カマンベール入り6Pチーズ)
カロリーメイト ベジタブル味
・お 茶 (POKKA 火入れ茶 ほうじ茶)

・ご飯 + 梅干し
・鶏肉竜田揚げ 梅しそ風味
・さつまいものサラダ
・納豆
・シュークリーム
・お 茶 (宇治の露 ほうじ茶ティーバッグ)

雑 感
「KIMURAYA GINZA 酒種仕込 完熟食パン」
ずっと試食済みだと思っていたが、まだだった。
トーストしたら、予想よりも軽い。


 朝食後、散歩に出かける。
新宿三丁目で下車、いきなり世界堂へ。文房具、画材の店。
1階で絵葉書と名刺サイズのカードを購入。
燐寸図案、和菓子、牛(広告もの)、パンダの絵葉書。
名刺カードは情報整理用に使っている。
行き付けの店では見たことがないデザインのものがあり、30枚×5柄まとめて購入。
散歩に入る前から買い物に精を出してしまった。

 徒歩5分ほどで、浄覚寺に着く。
「子供合埋碑(こどもごうまいひ)」を見学。簡素な碑。
江戸時代、内藤新宿にいた飯盛女ら(これを子供と呼んだ)を弔うため、万延元年
(1860)11月に旅籠屋中で造立、昭和30年に当地に移転、とのこと。
ほかに「六地蔵」、「白糸塚(伝説鈴木主水白糸ゆかりの地)」、
「旭地蔵」(別名-夜泣地蔵。心中らしき男女7組を含む、宿場内で不慮の死を遂げた
人たちを供養)、「恋川春町の墓」「塚本明毅の墓」があった。

 すぐ近くには、正受院がある。
「奪衣婆像」見学。木像、像高70cm。
閻魔大王に仕え、三途の川を渡る亡者から衣服をはぎ取り、罪の軽重を量ったとか。
片膝(左)を立て、右手には衣を握る。頭から肩に、頭巾のように綿を被っている。
そこから「綿のおばば」と呼ばれる、とのこと。
幕末に、咳止めに霊験ありと参詣者を集めた。お礼参りには綿を奉納。
奪衣婆尊堂には、「子育老婆尊堂」というのぼりが立っていた。
時代とともに役割が変わってきたのか。

すぐ横に「針塚」と「和裁 無形文化財 小見外次郎翁之像」と碑がある。
裁縫、特に和裁に関する塚。
きょうの散歩のテーマは〈針と糸〉なので、ここに来た。

 徒歩5分くらいで、太宗寺に。
ここには「閻魔像」「奪衣婆像」がある。
ふたつの像は、同じ堂の中に安置されている。扉の格子ごしに拝観。
閻魔堂入口にあるボタンを押すと、1分間堂内の長提灯に明かりが灯り、暗い堂内に
像が浮かび上がる。なかなか迫力。
「閻魔像」の高さは550cm。木像彩色。ハッキリした顔立ちの快男児顔をしている。
かつてはコドモのしつけのために参拝させた、とのこと。
「奪衣婆像」は閻魔堂左手にある。正受院のより大きい。像高240cm。
衣をはぐところから、内藤新宿の妓楼の商売神。「しょうづかのばあさん」と呼ばれる。

「塩かけ地蔵」あり。由来は不明、とのこと。
「こんにゃくゑんま」の源覚寺(文京区)にも「塩地蔵」があった。
こちらのお地蔵様も、多量の塩がかけられ固まり、原型をとどめない。

本堂の前に、猫がいた。
写真を撮っても大丈夫そうだったので、カメラを構えて近寄ってみた。
猫も寄ってきて、凡の脚に身をスリスリする。
もしや〈妖怪 すねこすり〉か?(あれが出るのは雨の夜で、犬らしい)
お坐りポーズの写真も撮ると、今度は寝そべり円くなった。
立ち上がって、また凡にスリスリ。人懐こい猫だった。

 丸ノ内線新宿御苑駅で乗車、東高円寺駅で下車。
蚕糸の森公園へ。〈針と糸〉スポット。
公園管理事務所の近くに、「蚕糸科学技術発祥の地」の碑あり。昭和61年8月設立。
明治44(1911)年、当地に農商務省原蚕種製造所が創設されて以来、蚕糸研究が
行われてきた。昭和55年、蚕糸試験場は筑波研究学園都市へ移転、公園となる。
門、塀の一部、公園管理事務所など、旧い建造物らしい。
緑の多い公園だった。滝状の噴水があり、どこにいても水の音が聞こえた。
一角ではフリーマーケットが開かれていた。芝生では家族連れが弁当をひろげていた。

蚕糸関連では、北区の西ヶ原に「東京蚕糸学校発祥の地」の記念碑があるらしい。
1999年8月、この近辺を歩いたときには見つからなかった。
西ヶ原には滝野川公園があり、ここも滝と水路のある公園。
凡の秘密手帖、1999年8月某日の記述によると、ここには「農業技術研究所発祥之地」の
記念碑がある。明治26年4月に創設された農商務省農事試験場。
これも昭和55年、筑波へ移転している。公園は跡地かも。

 蚕糸の森公園から徒歩10分くらいのところに「かえる公園」がある。
地図で見つけて気になっていた処。行ってみた。期待以上の処だった。
住宅地の隙間にヒッソリ収まったような小さい公園。昭和50年1月開園。
薄曇りの日曜日午後2時、凡が着いたときには誰も居なかった。
無人の公園でカエルのオブジェ、カエルの水飲み(動物水道だ)を撮影。
園名の表札もカエル型のオブジェに嵌め込んである。
〈カエル〉の小テーマパーク、と云えなくもない。
が、そのカエルの顔がことごとくかわいくない。少々ブキミになってしまっている…
何故、此処で〈カエル〉なのか? とにかくそれを知りたい。
そして付近の人々の評価も。

これにて本日の行程終了。
帰りの電車、窓に貼られた広告ステッカー。
右側の窓にはヒーローのジャム、プレジール・シリーズ。
アプリコットラズベリー、ストロベリー、ブラックカラント、レッドチェリー、
ブラックチェリー、フォレストベリーの七味あることが分かった。
左側の窓にはサン・ダルフォーのステッカーが貼られていた。
スーパーで夕食の惣菜、未試食のヨーグルト数種類などを購入して帰宅。


「わんパーク」を見ながら夕食。
ゴーダンサーの曲「ユメフル・カラフル」にちなんで、今回のテーマは〈色〉。
バンドのコーナーは「虹の彼方に」だった。
ムードづくりか、メンバーはバンドマン風に衣装替え。
この頃、このコーナーに力を入れているか?


 古田足日/作『モグラ原っぱのなかまたち』を読んだ。1968年/刊。
原っぱは、市営住宅の公園になってしまった。