みなかたくまぐす


先月、国立科学博物館にて「南方熊楠 森羅万象の探求者」を拝見した。
http://www.kahaku.go.jp/event/2006/10minakata/index.html
知人が先に見に行って、いい展示だったとのこと。現地で配付のパンフを借りて読んでプロモートされ、凡も行った。熊楠の生涯、研究成果、隠花植物の紹介など、充実した内容で大満足。隠花植物コーナーでは伊沢正名さんの写真も見ることができた。会場は、同時開催の「化け物の文化誌展 化け物に注がれた科学の目」*1(右写真の看板、若者を中心に混雑)や入場規制ありの「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」(見ていない)と違って、少数精鋭のお客さんが静かに観覧する落ちついた雰囲気だった。残念なのは展記念の熊楠グッズの販売がなかったこと。ひと昔前にミュージアムショップで粘菌の写真絵葉書セットを購入した記憶がある。復活してほしい。
←こんな感じで絵葉書がほしかった。
会場にて、大河ドラマで熊楠がテーマになったら――と妄想していた。秋には日本各地で熊楠の菊人形が製作される。もちろん、さるお方と御進講の場面は欠かせない。