1662)8,300,872 歩

朝
・食事パン(ブランジェ浅野屋 ヴァイツェンミッシュブロート)
・シリアル(ケロッグ フルーツグラノラ)
・牛 乳
・紅 茶 (TEIER 381 セントジェームス)
昼
・炊込みご飯
・味噌汁
・漬け物 (タクアン、キュウリ)
・キンピラゴボウ
・玉子焼き
夜
・ご飯 + 梅干
・味噌汁
・納豆 大粒・黒豆
・柚子大根
・緑 茶
・ようかん

雑 記
 日本列島大荒れの天候。
東京は晴天で日照はあるが、強い冷風のせいで体感温度が頗る低い。

荒天のなか、墨田区方面へ散歩に出かける。
まず五間堀公園で、インディアンの広げた両手にブランコを下げた遊具が目についた。
ヒト型ブランコ。このタイプは初めて見た。撮影。
インディアンの胴体にあたる板に落書あり。
前面には“マジンガーZ”。背面には“ストライクガンダム カッコイイ(ハート印)”。

江東区から墨田区へ入る。
銭湯を撮影。寺社を幾つか見学、数点撮影。

墨田両国三郵便局で、家へ送る郵便物に風景印の押印を依頼。
ここの風景印は図案に相撲シーンが入っている。
発送分だけ頼んで、自分用に押印してもらわなかったのが悔やまれる。

郵便局の近くに、なまこ壁で囲まれた本所松坂町公園。
園の前には「赤穂義士遺跡 吉良邸跡」の石碑が立っていた。
中には松坂稲荷神社、首洗い井戸などあり。
歴史に詳しそうなオヤジのかた数人が見学していた。
近くの馬車通り、ガードレールは走る馬車をデザインした透かし模様になっていた。

両国小学校前で日露戦争時の駆逐艦「不知火」の錨を確認。
数年前に初めて見たが、いまも健在だ。
向かいの両国公園で動物遊具を撮影。軽い虚無倦怠感を漂わせた動物たち。
この公園にもヒト型ブランコあり。海賊船船長の広げた両手にブランコ。
この船長の特徴は、後頭にも顔があるところ。
船長の傍らには海賊船型遊具もあり。どちらも撮影する。

江戸東京博物館へ向かう。
地上から一番近い入口がわからず、三階まで階段を上がる。
猛烈な寒風が吹きつけ、前に進めないほど。建物の妙な形状のせいで風が増幅された?
寒さに震えながらチケットを購入。
屋外の三階からエスカレーターで六階へ入るが、ここは常設展示室入口しかない。
昼食を取るため、エレベーターで、また一階へ降りる。

和風喫茶で「炊込み御膳」の昼食。
メニューは好みなのだが、久しぶりの外食で食事の動作がギクシャクしてしまう。
平時より早いペースで食事を済ませる。
味噌汁は白味噌だった。自宅では非-白味噌を好んでいる。
凡も十五年くらい経つと、こういう味を好むようになるかもしれない。

ミュージアムショップをのぞく。
百円のガチャガチャが二台。左側の〈江戸開府400年記念ピンズ〉にひかれる。
きまぐれに百円を投入し把手を回す。
「寿司」が出たら大当たり、「相撲」なら当たり、と思っていた。
結果は「忠臣蔵」。さっき「赤穂義士遺跡 吉良邸跡」に立ち寄った関連か。
その前には相撲の押印を依頼したのに、上書きされてしまったか。
昼食に寿司を食べていたら「寿司」が出たのかもしれない。

缶飲料の自動販売機の設置。一箇所のみ確認。ジョージアだった。

企画展を見る。
江戸開府400年江戸東京博物館開館10周年記念「平賀源内展」
構成と雑感。

I 非常の人 源内 "GENIUS" GENNAI
〈源内百面相 ONE-HUNDRED FACES OF GENNAI〉
昭和46年のNHKテレビドラマ「天下御免」番組宣伝用の写真葉書の展示あり。
源内役・山口崇氏の所蔵。これは絵葉書化してほしかった(ムリだろうが)。
〈源内ネットワーク GENNAI'S PERSONAL NETWORK〉

II エンジニア源内 "ENGINEER" GENNAI
〈源内の機巧・細工物 NOVELTIES BY GENNAI〉
〈エレキテル "EREKITERU" ELECTRIC GENERATOR〉
“人の体より火を出し、病を治する器を作り出せり”とのこと。
『摂津名所図会』の舶来品の店でエレキテルを使っている人の図あり。
店の名称“異国新渡奇品珍物類 蝙蝠堂”がおもしろい。
〈鉱山開発 DEVELOPMENT OF MINES〉
〈舶来機器 DEVICES FROM EUROPE〉

III 博物学者 源内 "NATURALIST" GENNAI
〈博物図譜の世界 ILLUSTRATED BOOKS OF FLORA AND FAUNA〉
『衆鱗図』『衆芳画譜』、『草木形状』『珍禽獣図』、『写生帖』、『直武写生帖』、
『博物館魚譜』、「アカマンボウ」など、見処満載コーナー。
〈物産会事始 THE BEGINNING OF PRODUCTS EXHIBITION〉
〈源内の本棚から FROM GENNAI'S BOOKSHELVES〉
『紅毛花譜』のチューリップ、『紅毛魚譜』のシュモクザメなど。

IV アーティスト源内 "ARTISTS" GENNAI
〈源内をめぐる画家たち ARTISTS AROUND GENNAI〉
小田野直武、佐竹曙山司馬江漢など、見処満載コーナー。
司馬江漢の作品がおもしろかった。
「インコと鳩に木蓮図」を見ると、バッジーの邦盤ジャケットを彼に描いてほしくなる。
「円窓唐美人図」は、日唐欧どの地域の人が見てもエキゾチックに感じるのでは。

V 文士 源内 "LITERARY MAN" GENNAI
〈俳諧 "HAIKAI" POEMS〉
〈浄瑠璃 "JORURI" PUPPET-PLAY TEXTS〉
〈戯作 POPULAR LITERATURE〉

凡の興味は《III 博物学者 源内》《IV アーティスト源内》の図譜絵画だった。
この二セクションをクローズアップした展覧会を希望。
物販コーナーで絵葉書を購入。品揃え、いまひとつ*1。

この時点で喉の痛みを自覚する。風邪を引いたらしい。
七階へ上がり喫茶コーナーで、携行していた葛根湯を服用、カフェオレで身体を温める。

もうひとがんばり。常設展示室の特集展示コーナー「雑誌はみんな生きている」を見る。
コメントに少少クセあるが、婦人雑誌やカストリ雑誌など出陳物には興味をひかれた。
これにて本日の行程終了。館をあとにする。
じぶんの現在地はフロアのどの辺なのか??!! 分かりにくい迷宮のような処だった。

江戸東京博物館日大一高の間に、徳川家康の石像あり。
亀の上に台座、その上に家康公が立っている。
こんな処で亀物件を見つけるとは。しかしカワイソウな亀、なぜ亀の上?

*1:追記。関連事項 id:kashoh:20041231:p8 参照。