322)1,251,424 椅子が出るライヴ
ごはん日記
雑感
「delibake MEIDI-YA ブドウパン」 ブドウの実は小粒だが、凝縮されている感じでよい。 わずかな時間だったが窓を開けておいたら、室内に蜂が1匹入ってきた。 ブウウゥゥ…ン という、まがまがしい羽音が低く伝わってくる。 蜂は苦手だ。一刻も早く立ち去ってほしい。死んだふりしてもダメだよなあ。 無防備な首周りが心配になり、亀のように首をすくめて蜂を避ける。 何度も室内を旋回する蜂。しばらくすると羽音が止んだ。 ここには蜂のメリットになるようなものは何も無い。 それを確認して、本来の業務に戻るべく、去っていったようだ。 凡に脅威と緊張を残して。 午前中は雑用。片付くとモノクロの風景画集を見る。 必要箇所のメモ。 鉛筆で大学ノートに、ゆっくり文字を記入する。 日曜日は車の往来も少なく、時々鳥の鳴き声がハッキリ聞こえる。 鉛筆が紙を滑る音が、かすかに聞こえて心地よい。 書写自体はほとんど無価値な作業だが、気持ちが落ち着く。 文字を刻むように記入するボールペンでは味わえなかった気分。 夕方近くなって外出。 途中ハンバーガー屋に寄り、ライヴを見に行く。 何年も、何度もライヴを観てきているバンド。 今日は二階席も開放されると予想するが、今回はフロアで観たく思った。 このところ椅子席ありのライヴが続いて座ってみていた。 いつもは開場と同時に入って二階席で座る作戦だが、今日は開演直前に入って立見にする。 ギター側に位置を取って見物。 このバンドのライヴは10ヶ月ぶり。 内容的には強く印象に残るライヴではなかったが、リラックスして観れて、 楽しい日曜の夜を過ごすことができた。 メンバーの気負い無い様子がサワヤカだった。 新譜発売日、次のライヴが待たれる。 久し振りに大勢のお客さんに囲まれる位置でライヴを見て、会場の温度が感じられた。