291)1,057,726 山路となれば 螻蛄の唄
ごはん日記
雑感
「Johan パン・カレ」 三越のパン屋。 耳部分こうばしい。神戸屋のパンを思い出した。 ¥300という価格に見合う特徴・インパクトがあるかというと、疑問。 「アンティーム 食パン」 町のパン屋シリーズ。 以前来店した際は角型食パンが売り切れていて入手できなかった。 耳部分かっちり。よい焼け具合。白身はみずみずしく極やわらか。 対照的でよいのだが、白身が柔らかいと、ちと食い足りない。 柔らかさと重量感は両立しないものだな。 この店にはホテルブレッド、パン・ド・ミもあり。今後の課題。 菓子パンで気になったのは、アンパンマンの顔をかたどった菓子パン。 「キャラクターパン」と称されていた。お子様をつかむ基本アイテムだな。 終日、デスクワーク。延々、資料のチェック。 午後二時過ぎ、凡の周囲の3人が同時に睡魔に襲われてうつむいていた。 伝染しそうだったので、そっと席を立った。 図書館の児童コーナーで借りた短編集を読んだ。 恐怖と怪奇名作集1『シデムシの歌』オーガスト・ダーレス/他著。98年刊。 某バンドの曲に「埋葬蟲の唄」という曲がある。その連想で借りてみた。 表題作の原題は「Sexton, Sexton, on the Wall」。 小説の中で、子どもが歌う。 “シデムシ、シデムシ、壁の中 わたしら死んだら、みんなたべろ” 不気味な話だった。 この本に収録されている短編はどれもそうだが、ナーヴァスな話。 昔見たオムニバス映画〈世にも怪奇な物語〉に近い雰囲気。 恐怖と怪奇名作集シリーズ、他の本も読んでみたく思う。 図書館で昆虫図鑑を調べた。 シデムシは、節足動物門昆虫綱鞘翅目シデムシ科Silphidaeに属することが判った。 英語では、burying beetle(埋葬する甲虫)、carrion beetle(腐肉をあさる甲虫)、 sexton beetle(墓掘り人の甲虫)。縁起のよくないビートルズだ。 日本の小説にも、シデムシものがあるようなので、そちらも読んでみたい。