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雑感
人間椅子「未来浪漫派ツアー 20周年から21周年へ 月の日」
2daysで新譜全曲をきくことができた。「塔の中の男」をライヴできいて、そうか!と、CDできいたときとは違った感触が得られた。それにベスト盤収録の「狂ひ咲き」をきくことができた。好きな曲だが、しばらく無いかと思っていたので。「黒猫」も久しぶりでうれしかった。アンコールで「惡魔と接吻」も♪ 「ばっちりいきたい子守唄」は今後もお願いしたい。
新しいギター、ベースなど楽器を従来より使い分けていて、そのへんも興味深かった*1。
きょうはゲストにみうらじゅんさん*2もいらして、雑談と唄二曲。ゆるキャラの話や往生談義「みんな地獄におちる」「天国はガラガラ」が可笑しかった*3。「みうらじゅん賞」2008年度に〈せんとくん〉と並んで人間椅子が受賞していたとは知らなかった……。
処どころで「神経症〜」「N.〜」、パート・チェンジで「Smoke〜」を一部分演奏するなどして、予想どおり二日めは部会のような雰囲気だった。
演奏も選曲もよく、2days凄いライヴを見せてもらった。直向さがまぶしかった。メンバー、スタッフの皆さんに深謝。来年の活動も楽しみ。
新譜の音をきいて、明確さに感銘を受けた。演奏だけでなく、曲、詞、アルバム構成からコンポーザーとしての力量と。ながくきけるアルバムになる。出会うことができてよかった。曲想は『見知らぬ世界』に近いかな。浪漫派・ロマン派から連想するのは、粗野できれいで忌まわしいもの*4。人世のそういったことどもを表現できるバンドだとおもう。