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ごはん日記

・シリアル(co-op グラノーラ ドライフルーツ入り)
・シリアル(Weetabix Advantage)
・牛 乳
・ヨーグルト(SAVINGS ビフィズスプレーンヨーグルト)
・ジャム類(ルバーブ)
・紅 茶 (セイロン)

・おにぎり(五目ひじき)
・クリームパン

・食パン (SAVINGS エブリデイブレッド)
・ホウレン草胡麻和え
・切干大根
・京番茶
・くずまんじゅう

雑感
六日からきょうまで〈入谷朝顔まつり〉。上野の公園内、JR駅構内でも朝顔の鉢を提げた人を何人か見た。朝顔の漢名は牽牛花だそうで、七夕の織女は「朝顔姫」とか。二人、きのうは楽しく過ごしたのか。
朝顔、凡は「団十郎」など茶系がすきだ。まっ黒の朝顔ができたなら「黒い太陽」と名付けたい。


図像分摂取
東京国立博物館にて、考古展示室(土偶縄文式土器、鏡がめあて)と特集陳列「動物」、東洋館の品じなを拝見。

日本の考古(平成館)

土製品いろいろ。まずは各地の土偶。そして顔面取手、土版、人面付石製品、動物形土製品を拝見。この土の猫面が本日いちばんのお気に入り。三本指なのもミステリアスで高ポイント。
縄文式土器は中期の装飾的な表面、後期のカタチのバリエーションがおもしろかった。
鏡では「家屋文鏡(複製)」の文様がめずらしかった。「画文帯同向式神獣鏡」(中国製、江田船山古墳出土)が国宝感を発散していた。本館の特集陳列《日本の博物学シリーズ 日本の城郭》でも『上棟式道具』(19世紀、江戸)に「内鏡」が含まれていた。植物の曲線がたまらない、いい鏡。
次は弥生式土器、瓦、せん(タイル)を見たい。

特集陳列《動物 親と子のギャラリー 博物館の動物園》(本館)

フル可動の動物フィギュア「自在」は手にして重さを実感して動かしてみたい。甲冑師らによって造られたそうな。
津田信夫「白熊置物」が気に入った。
〈小さくて愛らしい動物〉コーナーには持ち帰りたい動物が誰でもひとつは見つかるだろう。凡はカエルの水注を希望。硯は使わないが。
部屋の隅には、はがき用紙とエンピツ、色エンピツ、画板などが用意された机あり。展示品を描いてオリジナル絵葉書をつくろうという企画。机上に幾葉か作例が載っていたが、すごく巧い画があって、凡にはとてもとても。ハサミと糊があったら「プライスコレクション展」のチラシから動物を切り取ってコラージュするのだけど。って、もともとチラシの画像はコラージュか。

西アジア・エジプトの考古美術(東洋館)

彼の地の土器や陶器は日本の縄文式土器を見たばかりの目には、かなり色合いが違っていて(白っぽい)おもしろい。オトナな感じ。

東南アジアの考古(東洋館)

「土製施文具」に注目。円筒の側面に彫刻されていて、ローラーのように回転させると側面の文様が連続的に写しだされる。太陽と人物の図柄のがいい。前コーナーにシリアの「石製円筒印章」を見に戻る。世界各地の円筒印章をまとめて見たい。

特集陳列《更紗》インド・西アジア染織(東洋館)

いいなあインド更紗。「ピチャヴァイ クリシュナ図金更紗(礼拝用掛布)」の四周の唐草と花、赤と金色、細密な文様が素晴らしい。天界、俗界、水界の神獣、生きもの、中央の人物像と隅から隅まで見応えあり。
インドといえば、先日《平成17年度新収品》の特集陳列で見た細密画。年末に特集陳列が予定されている。インドの細密画はすきなので、まとめて見られるのが楽しみだ。

特集陳列《中国北方青銅器》中国の考古遺物(東洋館)

短剣(ダガー)と刀子(ナイフ)の柄部分の装飾が見どころ。

中国の金工(東洋館)

アールデコ風の「草葉文鏡」、「団花文鏡」「瑞獣葡萄鏡」、龍の周囲の雲文が霊芝を模している「雲龍八花鏡」がこのみ。
前回の展示から?の、実物と懇切丁寧な図解の解説版を並べた展示が分かりやすくて熟覧。平成館考古展示室の鏡コーナーでも同様の解説を希望!

特集陳列《エトルリア陶器 イタリア国立東洋美術館交換品》(東洋館)

エトルリア竹久夢二が描いたギリシア風の水差し(前3〜前2世紀)に注目。同デザインのボウルがほしい。

西域の絵画(東洋館)

「水中人物図 (模本)」「蛇を打つ人物像 (模本)」。蛇を打つ人は、あまりにも無防備な恰好?で心配になった。

全体に

本館、東洋館とも照明が程よく、見易かった。安心して見て廻れる。
半日を楽しく過ごすことができた。ありがとう東博