絵葉書日乘

手持ち物件。

  • エドワード・ジョン・ポインター《ディアデーマを結ぶ少女》1884年 (C)Exeter City Museum & Art Gallery (C)Bridgeman Art Library|The Victorian Nude-- Morality and Art in 19th-century Britain
    • 〈浴室 1〉。同展のポインター作品二葉め。頭にリボン(のようなもの)を結ぶ少女の立像。リボンのほかは一糸まとわず。
  • フレデリック・レイトン《プシュケの水浴》1889−90年頃 (C)Tate. London|The Victorian Nude-- Morality and Art in 19th-century Britain
    • 〈浴室 2〉。女性の立像。白い布を半身に纏っているが、覆われていないほうをこちらに見せている。
  • ローレンス・アルマ=タデマ《お気に入りの習慣》1909年 (C)Tate. London|The Victorian Nude-- Morality and Art in 19th-century Britain
    • 〈浴室 3〉。〈浴室〉シリーズのなかで一番、画面の人口密度が高い。前景に浴槽。中で二人の女性がたわむれている。
    • 三葉とも、浴槽は滑らかな石造(たぶん大理石)。画面に衣服の襞。
    • このテーマ、この三人の絵葉書は(個人的には)必須。
  • テオドール・ルーセル《読書する少女》1886−87年 (C)Tate. London|The Victorian Nude-- Morality and Art in 19th-century Britain
    • 〈読書〉図像は絵葉書収集テーマのひとつ。だが、なぜ服(和服のようだ)を脱いで本を読む? タイトルは《少女》だが、人物はそれより年長に見える。黒髪。
  • ヘンリー・スコット・テューク《八月の青》1893−94年 (C)Tate. London|The Victorian Nude-- Morality and Art in 19th-century Britain
    • 展覧会出陳作品中、数少なかった男性モデル。これは少年の舟遊びシーン。一糸まとわず水泳。四少年のうち一人は、まさに水中へ入ろうというところ。

展覧会(企画展)のグッズ絵葉書。2003年、東京藝術大学の美術館で入手。